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公務員から一般企業に転職し、人生を切り開いた方法をシェアします

公務員から一般企業へ

公務員として安定した職を手にしながらも、その仕事内容や将来性、人間関係に悩み、私は28歳という年齢で一般企業へ転職しました。

ここでは私と同じように誰にも言えない「公務員辞めたい」という思いを抱えながら、日々漫然と働いている方にこそ伝えたい、知ってほしい、公務員から一般企業に転職した私の経験とそこで学んだ転職方法をご紹介していきます。

  • 公務員から一般企業へ転職して年収はどう変化したのか
  • 条件の良い一般企業へ転職する方法があるのか
  • 公務員を辞めて後悔したことはどんなことなのか

こうした公務員を辞めようか悩んでいる方にとって気になるであろう疑問について、私の経験をもとに回答・解説していきたいと思います。 

公務員を辞めた私の簡単な自己紹介

 
公務員を辞めて一般企業で働きながら、現在は大学院に通っているFukaseです。よろしくお願いします。
 

高校生のころに「大好きな自分が住む町を活性化させたい」といった大いなる展望を抱くようになり、公務員を目指すようになりました。

大学院のときに受験した採用試験に合格したときの喜びは今でも忘れません。

しかし、結果、私は公務員という安定した仕事を辞め、一般企業へと転職しました。

私の年齢は現在36歳。28歳のときに公務員を辞めてから約8年間一般企業で働いてきました。

気になる年収の変化ですが、公務員だった28歳時点の年収が約450万円でした。

それが一般企業へ転職した年は約550万円になり、約8年経った直近1年間の年収は約1000万円まで年収を押し上げることができました。

ちなみに、年収1000万円の内訳ですが、会社給与が約700万円、それとは別に副業・副収入として約300万円となっています。副業による収入が得られるのも公務員を辞めたからこそ享受できるメリットと言えます。

私が住んでいる地域は地方都市のため、住宅を購入し、子供を育てていくには、決して贅沢はできないものの十分な年収を稼げているのかなと感じています。

現在はさらなるキャリアアップを目指し、地元国立大学の大学院生として働きながらプログラミングなどを学んでいます。

このように年収や現在の状況を紹介すると、公務員を辞めることで様々な状況が好転したように感じてしまいますが、決して良いことばかりではありませんでした。

 
色々と話したいことは尽きませんが、まずは私が公務員を辞めた経緯から振り返ってみたいと思います。
 

公務員から転職しようと考えた理由

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学生時代の私にとって、公務員という職業には正直あこがれしかありませんでした。

私が住む地方都市は人口流出が激しい地域だったため、魅力ある街づくり・人づくりをしていきたいという大きな夢を抱き、公務員を志すようになりました。

もちろん、一般的に言われる「公務員=安定した仕事」という魅力も大いにあったわけですが、それ以上に自分は公務員になって困っている人の助けになりたい、地域を活性化させたいという情熱のほうが大きかったように思います。

私が公務員になったときの採用倍率は10倍以上。 狭き門を勝ち抜くために、学生時代はそれなりに本気で勉強し、晴れて合格したときは涙が出るほど嬉しかったことを今でも覚えています。

そして、採用後、配属先が決まり、やる気で満ち溢れた新卒1年目がスタートしました。

…しかし、その希望に満ち溢れた公務員としての社会人生活も束の間、理想と熱意とは裏腹に「あれっ…なんか違うぞ。」という違和感を感じるようになっていくのでした。

公務員から一般企業へ転職しようと考えるようになっていくきっかけはいくつもあるのですが、主な転職理由は以下の3つでした。

転職理由①:上司の存在がキツかった

まず、配属してすぐにやる気を削られたのが「上司の存在」でした。

ザ・公務員。

いわゆるテレビドラマなどでよく見るお役人さま気質の方が直属の上司に選ばれました。

事なかれ主義という言葉はこの人のためにあるのではないのか、と思ってしまうほど、加点を目指すのではなく減点を避ける仕事を目指した仕事ぶりを見せつけられ、不満だけが積もっていく日々が続いていきました。

今思えば、上司からしたら仕事もろくにできない新人のくせに夢ばかり描き、あれこれと仕事を増やそうとする私のような存在はただただめんどくさい新人であり、その対応としてやる気のない風に接していたのかもしれません。

とはいえ、こうした上司のもと、与えられた仕事を減点されない(苦情や物言いがつかない)レベルに仕上げていくという恐ろしく後ろ向きな仕事を淡々とこなす日々に段々と嫌気が指していくのでした。

転職理由②:適材適所ではない人事

公務員の人事は適材適所ではありません。(表向きは適材適所ですが)

年度末に所属長に希望する部署を聞かれ、それをもとに人事課が異動命令が出されるわけですが、希望は勤続年数が多い年配の人やコネクションが優先され、勤続年数の少ない若手は人数合わせに使われるただの駒と化しています。

たまたま自分の希望が通る同期もいましたが、ほとんどの若手は「経験を積め」という言葉を添えられ、大概は全くの専門外の仕事をやらされていくことになります。

どれほど熱意やその分野を学生時代に研究してきているかは全く関係なく、 希望が通るのは、いわゆるコネクションを持っている二世公務員か、よほど突出した学歴や資格を持っている者のみだったように思います。

一方、年配の方々は、出世していく人以外ほぼ同じ仕事をすることになる部署をグルグルと回っており、磨き上げられた専門性を生かし(皮肉たっぷり)、定年までの時間を減点されない仕事で埋めていきます。

こうした人事文化が色濃く存在しているため、新年度になってもリフレッシュ感はほぼありませんでした。

転職理由③:公務員の出世に対する疑問

努力することが無駄である、ということは決してありません。

それは公務員の世界だってもちろん同じです。

ただ公務員の場合、プロジェクトを成功させようが、成果をどれだけ出そうが、その結果に対して報酬が発生することはありません。

公務員として努力し、成果を上げていくと用意されている報酬は「出世」ただひとつなのです。

とはいえ、公務員は一般企業と違い、自社製品やサービスをどれだけ売ったかという数値評価が難しいため、上司からの勤務評価が出世に直結していきます。

そのため、出世するための努力はどれだけ成果を上げるか以上に、どれだけ上司に好かれるかがとても重要です。

成果を上げたうえで、こうした公務員独特の出世術を身に着け、その術に長けた人が大きく評価される世界だと感じました。

「郷にいては郷に従え」を胸に盲目的に突き進むことができれば、もしかしたらその先には幸せがあったのかもしれませんが、私は薄目を開いてしまい、その流れに乗ることができませんでした。

一般企業への思いは膨らんでいく

 
今思えば、こうした不満は公務員だけではなく、どんな職業に就いたとしても起こりうることだと分かるようになりました。
 

ですが、当時は仕事を頑張ろうが頑張るまいが基本一律に給与が上がっていく公務員の評価方法より、自分の力をもっと試すことができ、頑張りが評価されるそんな一般企業で働いてみたいという思いが募っていくのでした。

公務員から一般企業へ転職した流れ

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そんな日々を過ごしながら、良くも悪くも公務員の仕事に慣れてきたころ、学生時代から付き合いがあった友人と飲む機会がありました。

その友人は勤め先の会社で人事系の仕事をしていたのですが、その友人に仕事の愚痴を言ったところ、「この際、転職を考えてみたらどうか」と薦められたのです。

人事担当の友人との再会

私自身は、公務員という職業は転職市場では何のアドバンテージも無いキャリアだと認識をしていました。

しかし、その友人によると、公務員の転職市場価値は非常に高いという想定外の情報を提供してくれました。

特に、昨今の公務員人気もあり、20代・30代の公務員の方は狭き門を勝ち抜いたことから「公務員試験に合格=それなりの教養がある」と判断してくれるというのです。

友人曰く、決して世間で言われるような「公務員はつぶしが効かない」「公務員からの転職は難しい」という状況は、最近の転職市場では生じていないというのです。

とはいえ、飲みの席ですし、関係は友人同士。話半分でその場のアドバイスは受け流していました。

しかし、日々の仕事に戻れば悶々としてしまう日常生活が待ち受けており、1か月もたたないうちに「物は試しに」という思いと、「自分の転職市場での価値を知ってみたい」という思いから再びその友人と会うことにしました。

転職サイトへ登録してみた

まず友人に勧められたことが転職サイトへ登録することでした。

その場で友人と一緒にMIIDAS(ミイダス)という転職サイトへ登録したのですが、友人が数ある転職サイトからこのサイトをおすすめした理由を簡単に紹介しておきます。

出典:ミイダス

友人が転職サイトMIIDAS(ミイダス)を勧めてくれた理由は

  • 自分自身の転職価値を想定年収として提示してくれる
  • 自分が企業を探すのではなく企業からオファーがくる

という2点が他の転職サイトより優れているためということでした。

一般企業についてほぼ知識のない私のような状況では、まず自分自身がどれほど転職市場において価値があるのか、どういった企業が自分を必要としてくれているのかを知ることが大切であり、そうした情報を把握するツールとしてこのサイトへの登録を勧められました。

実際に登録し、自分の想定年収を算出してみると、公務員として頂いている年収より約100万円ほど多い年収が提示されたことを覚えています。

転職エージェントなる人物を紹介された

こうして転職サイトへ登録し、私を必要としてくれる一般企業が見えてきたころ、友人から転職エージェントなる人物を紹介されました。

私が紹介された方は、リクルートキャリアを退職し、個人でフリーキャリアカウンセラーをされているという経歴の持ち主の方でしたが、この方との出会いが大きな転換点になっていきます。

この方とは様々なことを話したわけですが、最終的には私の大学院時代の研究内容から、その研究を生かすことができる職場への転職を提案してくれ、いくつかの企業を紹介してくれました。

結果、このとき紹介された企業で今現在私は働いています。

私はフリーの転職エージェントの方にお世話になりましたが、そうしたコネクションがない方は、マイナビエージェントなどの大手のエージェントを頼ってみるのもありだと思います。

大手の転職エージェントであれば、求人情報がとにかく豊富なことが大きなメリットですし、専任のキャリアコンサルタントと話をすることで初めて気付く自分の価値があるはずです。 

公務員から一般企業へ転職するということ

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公務員から一般企業へ転職して年収を上げる方法

最初の自己紹介でも触れましたが、私が公務員を辞めた当時の年収はおよそ450万円ほどでした。

その後、私は大学院の研究が生かせる商品開発を行う会社へと転職したことで、即戦力と認められ、転職直後の年収を公務員時の年収より約100万円ほど押し上げることができました。

また、今の会社では公務員と違って副業ができるため、会社以外の収入も得ることができ、その副業収入を併せた現時点での年収は約1000万円ほどになり、公務員時代の年収を大きく上回る転職ができたと言える状況を獲得することができたと言えます。

 
公務員から一般企業へ転職することで年収を上げるには、いかに即戦力として自分自身を売り込んでいくかが重要です。
 

参考記事【実録】私が年収を100万円押し上げた転職方法を徹底解説

公務員を辞めて後悔していること

今の会社では1年目からプロジェクトを任されるなど、公務員時代と違い、やりたいことができている感はある一方で、仕事にかかわる時間は公務員時代と比べ、残業や休日出勤なども増えているのという実態もあります。

総じて、この転職で感じた個人的な見解をまとめてみると、公務員とは大きく違う気質が一般企業にはあると感じました。

それは「自分を成長させる」という意識です。

一般企業は公務員と違って安定はしていません。公務員は給料が減ることはまず有り得ませんが、一般企業では日常茶飯事です。もっといえばリストラだってあります。

そうした状況だからこそ、自分を成長させなければ生きていけないという思いを非常に強く持つようになりました。

先を見る意識や情報のアンテナの高さは公務員のそれとは全く異なります。 私自身、弱肉強食、能力主義という言葉に正直ビビっていたところがあったのですが、むしろ個人でやれることの限界をよく認識していて一緒に成長していこうという仲間意識が強くあります。

こうした雰囲気や気質が私には合っていたこともありますが、公務員から一般企業へ転職して本当によかったと感じています。

公務員を辞めるのはもったいないのか

「公務員を辞めたい」こうした思いを親や友人に伝えると、100%「もったいない」という言葉が返ってくるかと思います。僕も転職に際して、妻や両親、友人に散々「もったいない」と公務員を辞めることを止められました。

しかし、公務員がもったいないという根拠を聞いてみると、「安定しているから」という理由が返ってきます。

では、本当に公務員は安定している職業なのでしょうか。

これからの日本の未来を考えると、東京都などの大都市圏以外の人口はドンドンと減っていく時代です。 こうした時代にあって、公務員の給与は不安定な時代を迎えていくのではないでしょうか。

さらに、世間では副業解禁の流れが一層色濃くなっていますが、公務員は国家公務員法103条と地方公務員法38条がある限り、副業解禁になることはまず有り得ませんし、投資についても一定規模を超えると注意を受け、勤務中にやってしまえば即懲戒処分の対象となります。

一方で、すでに世界はインターネットサービスなしでは回らない世界になっており、個人でも努力次第で事業を立ち上げることができる時代にもなっています。

私が今持つ知識や努力のあり方は、公務員として過ごしている限り身に付けることは困難だったものだと感じています。

これからの日本の将来を考えると、副業も投資もSNSさえも制限されてしまう公務員という職業は本当に安定していると言えるのでしょうか。

転職のある人生も悪くはない

いかがだったでしょうか。

公務員から一般企業へ転職して8年。この8年を振り返ってみての感想としては、自分自身の転職は成功だったと感じています。

今そう思えるのも、友人やキャリアコンサルタント、家族の支えがあってこそだと感謝の気持ちでいっぱいです。

「もし公務員を続けていたら…」公務員を辞めた直後、そう考えることや後悔の念に駆られることは、一度や二度ではありませんでした。

しかし、現在となってはそうした「たられば」を考えなくなるほど、今の生活に満足するようになりました。

ここでご紹介した公務員から一般企業に転職したという私の経験がこれを読んでくれている誰かにとって参考になってくれたとしたら、これほど嬉しいことはありません。

こうした私の転職体験から得たことについては、発信し続けています。

あなたにとって少しでも価値ある情報だと感じていただけたら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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