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専業主婦は勝ち組決定!この必要年収を見て反論できますか?

専業主婦

専業主婦になるために必要な旦那の年収はいくら?

結婚後、妻が専業主婦として生活していくためには、どれほどの年収が夫に求められるのでしょうか。

少し前になりますが、ドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」では専業主婦に支払われるべき対価について議論を巻き起こしました。

夫婦共働きがある意味当たり前になりつつある現在の日本において、本日は「専業主婦」に焦点をあて、その必要年収や条件を探っていくことにします。

 

シミュレーションの準備

ここでは、資金計画シミュレーションを駆使し、専業主婦を継続し続けるために必要な夫の年収を導き出していきたいと思います。

専業主婦の家族条件

まず、専業主婦の夫に求められる年収を導き出すにあたり、家族の形態は次のように設定します。

家族条件

✔ 夫婦の年齢はともに30歳
✔ 子供は1人で、30歳時に出産

専業主婦の生活費など

次に、支出に関する条件を設定します。支出条件に関しては、"一般的な暮らし"を送っていくことを前提とし、次の記事で用いた金額を用いていきます。

上の記事内で用いた一般的な生活費・住居費・教育費に関する支出状況は以下の通りです。(金額の根拠についてはリンク記事内で詳しく解説しています)

支出条件

✔ 生活費は、月23万円
✔ 住宅費は、3450万円で購入
✔ 教育費は、奨学金に頼らず準備
✔ 進路は、幼・高・大が私立
✔ 自動車は持たない

ちなみに、住宅ローンはフラット35の金利1.4%(団体信用保険は金利上乗せ0.2%)を想定しています。また、繰り上げ返済は行わない設定にしています。

専業主婦の老後資金

さらに、老後の夫婦生活費を蓄える必要性がありますので、住宅ローンを払い終える65歳時点での貯蓄3000万円が達成できる年収を算出していきます。

(答え)専業主婦になるために必要な夫の年収

以上の条件を満たし、専業主婦になるために必要な夫の年収を探ってみました。

専業主婦シミュレーション

あれこれと年収数値を入力すること数回、ようやく上の貯蓄残高シミュレーション結果のように、生活費・住居費・教育費を支払いながらも家計破たんすることなく、65歳時点で目標の老後資金確保を達成する年収にたどり着きました。

気になる専業主婦の夫に求められる収入条件は、次のようになります。

専業主婦に必要な年収条件

✔ 夫年収:30歳時点で700万円
✔ 退職金:2000万円
✔ 30歳時の貯蓄額:300万円
✔ 年収上昇率:1%

いかがでしょうか。なかなか高いハードルだということが見えてきましたよね。

妻に専業主婦として家事業・育児に専念してもらい、夫のシングルインカム状態のまま、住宅ローンを払い終え、子供の教育費を奨学金に頼らず、老後資金を確保するという生涯目標を達成するために必要な夫の年収は、30歳の時点でなんと年収700万円も必要なのです。

ちなみに、30歳男性の平均年収は427万円ですので、そうとう稼いでいなければいけないことがよく分かります。

日本で専業主婦になれるのは何%なの?

上のシミュレーションを通じて、専業主婦になるための夫の収入条件は判明しました。

では、実際に現代の日本において専業主婦になりたいと考えた方で、専業主婦になることができる方はどの程度いるのでしょうか。

ポイントは、専業主婦になりたくてなれる方がどれほどいるのかということです。

30歳で年収700万円を達成している割合

まず、30歳の平均年収データを知るならDODA |転職ならDODA(デューダ)によると、男性が30歳時点で年収700万円を達成している人の割合は、次の通りです。

30歳年収

データは2012年のものと少々古いですが、夫が30歳時点で年収700万円を達成している割合は、日本ではたった4%しかいません。

専業主婦になりたいと考えている女性の割合

次に、世の女性方はどれほどの方々が「専業主婦になりたい」と考えているのでしょうか。

株式会社三菱総合研究所が平成25年に行った少子高齢社会等調査検討事業報告書(若者の意識調査編)を見ると、専業主婦になりたいと考える女性の割合が分かります。

専業主婦になりたい割合

このアンケート結果を見ると、年収区分600万円~800万円未満の世帯では、専業主婦に

  • なりたい…3.6%
  • できればなりたい…33.9%

と考えていることが分かります。

ただ、この年収区分には年収700万円未満の情報が多く反映されています。(年収700万円以上より年収700万円未満の方が圧倒的に多いため)

そこで、年収区間800万円~1000万円の

  • なりたい…18.5%
  • できればなりたい…29.6%

という情報も確認しておきます。

ちなみに、年収に関係なく専業主婦になりたいと考えている女性の割合は、約34%であり、3人に1人は専業主婦を夢見ていることも分かります。

【答え】専業主婦を夢見る妻が、専業主婦になれる割合

ここまで確認してきた情報を確認します。

専業主婦を取り巻く状況

✔ 専業主婦になれる年収700万円を稼いでいる割合…4%
✔ 年収700万円以上で専業主婦を夢見ている女性の割合…48.1%

以上の2つの情報をもとに、専業主婦を夢見る妻が専業主婦になれる割合を確認していきましょう。

ここでは、より分かりやすく考えるために、母数の女性数を100として専業主婦を取り巻く状況を表にしてみました。それがこちらになります。

専業主婦相関図

これにより、専業主婦を夢見る女性が専業主婦になることができる割合が判明しました。

専業主婦になれる割合

✔ 専業主婦になれるのは、100人中で4人
✔ 専業主婦になりたくてなれるのは、34人中2人

つまり、専業主婦を夢見る女性が専業主婦になることができるのはたった5%ということが分かりました。

本日のレポートまとめ

ネット上では「専業主婦は贅沢」という意見を目にしますが、この結果を見る限り決して大げさな表現ではないことが分かります。

ここでのシミュレーションでは、子どもは1人という設定で行いましたが、現実に目を向けると子どもが2人以上いたり、親の介護、夫婦の病気、ケガ、会社リストラ、収入減少といったりするように支出の増大や収入の減少もあるわけです。

そうした現実を考えていくと、専業主婦を夢見る妻を専業主婦にさせてあげられる家庭は、限りなく0に近くなり、共働きが必須の世の中作りが進行しているのかもしれません。

当ブログでは、他にも様々な必要年収をレポートしています。

ぜひ合わせて読んでみてください。