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専業主婦は勝ち組決定!専業主婦になるために必要な年収をレポート

主婦

結婚後、妻が専業主婦として生活していくためには、どれほどの年収が夫に求められるのでしょうか。

夫婦共働きがある意味当たり前になりつつある現代の日本において、本日は「専業主婦」に焦点をあて、その必要年収や条件をシミュレーションを駆使し、専業主婦を継続し続けるために必要な夫の年収を導き出していきます。

 

専業主婦の生活をシミュレーション

ここでは、専業主婦になるために必要な夫の年収を導き出すにあたり、次のような家族形態を仮定してみることにします。

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専業主婦の家族設定

✔ 夫婦の年齢は、ともに30歳
✔ 子供1人(0歳)の3人家族

 
わが家と同じ家族構成ね!私も専業主婦として家事や育児に専念したいんだけど、夫はいくら稼いでいればいいのかしら?
 

専業主婦家庭の生活費

さて、専業主婦の暮らしとはどういったものなのでしょうか。

そこでまず日々の暮らしを支える生活費について、考察していくことにします。

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こちらは総務省統計局が行っている家計調査で確認できる「二人以上の世帯における平均的な生活費」をまとめた表になります。

この調査によると、住居費・自動車関連費・教育費を除いた1か月間の生活費は約25万4000円であることが分かります。

 
生活費25万円は高いわね…専業主婦として食費や交際費を抑えるよう努めれば、22万円くらいには節約できるかしら…
 

ということで、ここでは専業主婦家庭の生活費として、平均値から約3万4000円ほど節約した22万円を1か月間の生活費とすることにします。

専業主婦家庭の住居費

住宅費に関しては、フラット35利用調査(住宅金融支援機構)から平均的な水準が確認できます。

まず、住宅の購入区分の状況を同調査で確認してみます。

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これをみると土地付注文住宅が32.3%ということで、日本の3世帯に1世帯がこの形態で住宅ローン(フラット35)を借りていることが分かります。

では、土地付注文住宅の平均的な購入費はいくらなのでしょうか。

同報告書によると

土地付注文住宅の全国平均は3955万円。最高は東京都の5629万円、最低は秋田県の2902万円となった。

と記載されており、住んでいる地域によって大きく金額が異なることが分かります。

ここでは専業主婦になるために夫に求められる年収を算出することが目的ですので、住居費は平均値より低めの3000万円と設定していくことにします。

専業主婦家庭の自動車費

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自動車に関しては、最新の乗用車市場動向調査(日本自動車工業会)によると、平均的な水準は上記の状態であることが確認できます。

自動車の保有台数も住居費同様に地域間の格差が大きなものとなっており、大都市圏では1台以下、地方都市では2台近くが平均値となっています。

ここでは平均値より抑えた

  • 自動車保有台数…1台
  • 自動車購入費…200万円
  • 保有期間…10年
  • 点検・保険・ガソリン代…20万円/年

という自動車関連費を設定していくことにします。

専業主婦家庭の教育費

子供の出生率は最新の人口動態統計(厚生労働省)によれば1.44となっています。

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子供の進学パターンとして最も多い状況が上図のような状況です。

この中で、保育園に関しては専業主婦であることを考慮し、私立幼稚園に切り替え、教育費を算出していくことにしました。

教育費に関する調査では、子供の学習費調査(文部科学省)から幼稚園から高校までの学習費が確認できます。

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さらに、私立大学での教育費は、私立大学学生納付金の調査(文部科学省)で確認ができます。

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大学の教育費は学部や一人暮らしの有無によって全く異なります。

ここでは極端な値ではない「その他の学部」(赤点線内)に必要な教育費を専業主婦家庭の教育費として捉え、子供は大学へは自宅から通うことを想定することとします。

専業主婦家庭における支出まとめ

以上の生活費・住居費・自動車費・教育費をまとめてみます。

支出条件

✔ 生活費:月22万円
✔ 住宅費:3000万円
✔ 子供の進路:幼稚園と大学が私立
✔ 自動車:1台保有

ちなみに、住宅ローンはフラット35の金利1.4%(団体信用保険は金利上乗せ0.2%)を想定し、繰り上げ返済は行わないこととします。また、教育費は奨学金に頼らず準備します。

 
うん、決して贅沢ではないかもしれないけれど、これくらいの生活は実現したいわよね!

 

 

専業主婦の夫に求められる年収はコレだ!

ここまで紹介した支出条件を満たし、専業主婦になるために必要な夫の年収を色々とシミュレーションし、最低限必要な年収を算出してみました。

補足情報ですが、

  • 30歳時点の貯蓄金額:300万円
  • 年収上昇率:1%

という条件でシミュレーションを行っています。

30歳時で年収500万円の夫の場合

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ゲッ…30歳で年収500万円もあって家計破綻しちゃうわけっ…!
 

30歳時点で年収500万円あり、貯蓄も300万円ある家庭であったとしても、家を買い、子供を一人産み育てていくには厳しいことが読み取れます。

30歳時で年収550万円の夫の場合

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年収550万円あれば、家計状況は何とかなるくらいなのね…それでも、かなりギリギリな年もあるから怖いわよね。
 

このシミュレーションを見る限り、ここで示した生活レベルを実現しつつ、専業主婦として生きていくためには、30歳時点で550万円は夫に求められる年収であると言えそうです。 

30歳時で年収600万円の夫の場合

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これだけあれば、老後資金も確保できそうよね!でも、30歳で年収600万円かぁ。
 

専業主婦になるために必要な年収

支出条件

✔ 生活費:月22万円
✔ 住宅費:3000万円
✔ 子供の進路:幼稚園と大学が私立
✔ 自動車:1台保有

ここで想定した生活レベルを家計破たんすることなく専業主婦として一生を過ごせられる夫の年収を探ってきました。

ここで行ったシミュレーション結果をまとめると次のような条件が夫に求められることが分かりました。

夫の条件

✔ 30歳時点で年収550万円
✔ 30歳時の貯蓄額:300万円
✔ 年収上昇率:1%

妻に専業主婦として家事業・育児に専念してもらい、夫のシングルインカム状態のまま、住宅ローンを払い終え、子供の教育費を奨学金に頼らず生活していくためには、30歳時点で年収550万円も夫には求められるというのです。

さらに、家計危機を避け、老後資金も確保しようとするならば、夫には年収600万円が必要であることも分かりました。

ちなみに、30歳男性の平均年収は427万円と言われていますから、そうとう稼いでいなければいけないことがよく分かります。

では、実際に現代の日本において専業主婦になりたいと考えている方で、専業主婦になることができる方はどの程度いるのでしょうか。

ここでのポイントは、専業主婦になりたくてなれる方がどれほどいるのかということです。

30歳で年収600万円ある男性の割合

まず、30歳の平均年収データを知るならDODA |転職ならDODA(デューダ)によると、男性が30歳時点で年収600万円に達成している人の割合は、次の通りです。

30歳年収

この調査結果によると、30歳時点で年収600万円に達成している男性の割合は約10%しかいません。

専業主婦になりたい女性の割合

次に、世の女性方はどれほどの方々が「専業主婦になりたい」と考えているのでしょうか。

株式会社三菱総合研究所が行った少子高齢社会等調査検討事業報告書(若者の意識調査編)を見ると、専業主婦になりたいと考えてる女性の割合が分かります。

専業主婦になりたい割合

このアンケート結果を見ると、専業主婦になりたいと考えている女性の割合(全体)は、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」を合わせた34.2%であることが分かります。

ちなみに、年収に関係なく専業主婦になりたいと考えている女性の割合は、約34%であり、3人に1人は専業主婦を夢見ていることも分かります。

専業主婦になれる女性の割合

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ここまでのシミュレーションや調査の結果をもとに、女性100人の割合を表にまとめてみました。

この表から分かるように、専業主婦を夢見る女性が専業主婦になることができる割合は、全女性のたった4%程度であることが分かります。

 
専業主婦になりたくてなれる人って100人中4人しかいないってことね…
 

女性が働く必要性が求められる現代の日本

ネット上では「専業主婦になれるのは人生の勝ち組だ!」などという意見を目にしますが、この結果を見る限り、この意見はあながち間違った表現ではないことが分かりました。

ここでのシミュレーションでは、子どもは1人・車1台という設定で行いましたが、現実に目を向けると子どもが2人以上いたり、車を2台以上所有していたりする家庭も多いのではないでしょうか。

www.sekkachi.com

さらには、親の介護、夫婦の病気、ケガ、会社リストラ、収入減少といったりするように支出の増大や収入の減少といった危険性もあり、そうした現代の日本における課題を考えていくと、専業主婦を夢見る妻を専業主婦にさせてあげられる家庭は、限りなく0といえるのではないでしょうか。

女性が働く環境を整備し、社会進出していくことは、人手不足を解消するだけでなく、もはや多くの家庭にとって家計を支える必須事項となっていることは明らかです。

平成が終わろうとしている現代の日本において『男は仕事、女は家庭』という昭和におけるロールモデルは完全に崩壊し、新しい形へと変化していることがこのシミュレーションからも読み取れます。

そうした変化にまだまだ社会は対応できていません。

こうした時代だからこそ、ここで紹介したようなシミュレーションをご自身家庭で行い、生活を見直し、予測が難しい未来に向け、対応していく必要があるのではないでしょうか。

以上、本日は『専業主婦になるために必要な年収』についてレポートしました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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