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教育費で家計が破綻濃厚!大学進学を見据え、親がやるべき3つのこと&子どもに覚悟させたい2つのこと

教育費

お金が掛かる大学教育費・生活費

子どもの教育費は、親にとって頭の痛い問題です。自分自身の収入がもとで、子どもの夢ややりたいことを制限してしまうことは、多くの親にとって避けたい現実のはずです。

特に、教育費が掛かるのは大学受験から在学中になります。特別な教育が受けられる私立中学や高校などは、高額な学費が掛かり過ぎてしまい難しくとも、その後の就職や人生に大きく影響を及ぼす大学だけでも、できるだけ制限なく子どものやりたいことを優先し、選択させてあげたいものです。とはいえ、先立つものはどうしてもお金になってしまいます。大学の教育費は初年度納付金(平均額)だけ見ても、

  • 国立大学:817,800円
  • 公立大学:935,578円
  • 私立大学(文系):1,146,819円
  • 私立大学(理系):1,501,233円
  • 私立大学(医・薬・歯):4,606,887円

これだけの金額が必要となり、大学4年間の自宅外からの総額では、

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この表にあるように、小さな家なら建ってしまうほどの非常に高額な学費を必要とします。

また、教育資金に関しては、別記事でより詳細にシミュレーションしていますので参考にしてみてください。

さらに、わが家の現状を踏まえ、将来を見据えたシミュレーションを行ったところ、子どもが大学に行く時分には、このままでは家計破たんをするという将来像が浮き彫りになってしまいました。

こうした未来が予測されることが分かった今、親として何ができるのでしょうか。まずは、わが家が現在取り組んでいる教育費貯蓄術を紹介します。

 

教育費確保に向け、親が最低限やるべき3つのこと

わが家は年収600万円で住宅ローン3200万円を返済しながら、3人の子どもを育て上げなければいけません。当然、教育費は3人分掛かることを想定していかなければなりません。

では、教育費を蓄えていくために子供が生まれてから何ができるのでしょうか。

まずは、現在わが家が実践していることを紹介します。

  1. 児童手当を全額貯蓄する
  2. 貯蓄型学資保険に加入する
  3. お祝い金等は全額貯蓄する

以上のことを実践しています。

1.児童手当を全額貯蓄することで、1人目・2人目は198万円が貯蓄できます。第3子は252万円にもなります。児童手当を1円も使わず全額貯蓄するために専用口座を設け、入金されたらすぐに専用口座に移すよう心がけています。

2.貯蓄型学資保険では、利率重視の保険を選択し、大学入学時に子ども一人に付き約310万円が受け取れる予定です。

3.お祝い金は、出産祝いに始まり、初節句、七五三、お年玉など1回1回は大きな金額ではなくとも、コツコツ貯めることでかなりの金額になっていきます。

これら3つのことを徹底して実践することで、教育費として1人に付き550万円~600万円程度は貯蓄が可能になります。

それでも足りない分の教育費・生活費はどうする!?

 それでも、私立大学(理系)にアパートを借りて通うとなると、もうあと600万円~700万円程度必要になってしまいます。

そうした進路希望を子どもが望んだ場合、わが家は「あきらめなさい」と伝えるしか方法はないのでしょうか。

教育費確保に向け、子供に覚悟させる2つのこと

一般的にこの残り600万円~700万円という金額差を埋めるために取られる方法は、

  • 日本育英会などの貸与型奨学金を利用する
  • 子ども自身に生活費はアルバイトで稼いでもらう

ということが考えられます。

私自身もこの2つの方法を用いて、大学および大学院に進学した口です。私自身、学生時代に借りた奨学金の額は6年間で400万円程度であり、この奨学金を主に家賃に回しました。そして、アルバイトをすることで月8万円~10万円程度稼ぎ、このお金を主に生活費に使用しました。大学の学費とアルバイトを始めるまでの生活費については、親が出してくれました。ちなみに私が借りた奨学金は、社会人になり返済がスタートしましたが、6年間ほどで完済することができました。

この2つのことを子ども自身に実践してもらうことで、600万円~700万円という金額差を埋めることができます。このように私同様、子ども本人に差額を埋めてもらうことで、大学に子どもを送り出せるという家庭が多いのではないでしょうか。こうした2つの方法を子どもに覚悟させ、大学への進学を選択するということも大いに議論の余地はあるように思います。

奨学金&アルバイトには危険も潜んでいる

ただ、この奨学金&アルバイトには大きな危険も伴います。奨学金は確かに便利ですが、借金であることには変わりありません。将来、社会人になってから返済が滞ってしまうと、そこには恐ろしいペナルティーが存在します。

ここで知っておきたいことが、奨学金が返済できないときに発生するペナルティーについてです。奨学金は支払いが3か月滞ってしまうと、次のようなペナルティーが科されてしまいます。

  1. クレジットカードが持てない(ローンが組めなくなる)
  2. インターネットショッピングができなくなる
  3. 各種光熱費引き落としができなくなる

などです。

一度個人信用情報機関に個人情報を登録されてしまうと、奨学金を返済し終わったあと5年経過しないと削除されないといわれています。このように、どれほど少ない金額であったとしても、3か月滞納してしまうと、その後すぐに全額返済したとしても5年間は上記の足枷を負うことになるわけです。

また、大学に行きながらアルバイトをさせるということにも危険性は付きまとってきます。今や社会問題としてニュースを賑わすようになった学生アルバイトのブラック化もその危険性のひとつです。

あくまでも学生の本分は勉学・研究です。アルバイトで生活費を稼ぐために、大学の勉強がおろそかになるようなら、進学させた意味が薄まってしまいます。こうした危険性も含めて、子どもに説明を行う必要があります。

結局、子ども自身ができるこの2つの方法により、大学教育費を工面してもらうにしても、子ども自身が奨学金を返済することができない事態や、ブラックバイト等により苦しんだ場合を想定し、親が介入し、支援できる余力資金を残しておく必要性はあるのかもしれません。

結局のところ、学力が高いと受けられる補助も大きくなる

学力が高いことで、給与型奨学制度を受けることができる可能性も広がります。
例えば、次のような給付型奨学金が存在します。

JTが運営する奨学金ですが、こちらは

  • 世帯年収700万円以下
  • 指定校に通っている生徒

を対象に、入学金30万円程度に加え、毎月5万円~10万円を支給してくれる制度です。JTへの就業条件等は存在しません。

JT国内大学奨学金 高校推薦 指定高校・大学一覧 | 一般財団法人ジェイティ奨学財団

こちらのリンク先でご自身の住まれている地域の高校名を見ていただければ分かると思いますが、かなりの進学校が名を連ねています。結局、お金をいただくということは、学力が必須なわけです。こうした奨学金に採用される学生は結局、地域の私学であれば特待生度を手にできるくらいの学力を有していると考えられるわけです。

子どもを大学に行かせるには、子どもも親も努力が必要

教育費について色々と調べてみて改めて感じたことは、学費が生まれるウルトラCな方法は存在しないということです。親の力で大学時代の学費を全額工面していくには、子どもが生まれた瞬間には節約という努力を行っていく必要があります。

 一方、そういた努力を親がいくらしても、大学に進学して有益な時間を過ごすためには子ども自身も学力を向上させる努力や自分自身の将来像を模索する姿勢が欠けていては意味がありません。

こうして子どもを持つ親になって初めて「親がどのような気持ちで育ててくれたのか。」「どんな努力をして大学へ送り出してくれたのか。」身に染みて感じる日々です。今度はその見返りを求めない愛情を、自分自身が子どもに伝えていく番なのだと感じています。