RepoLog│レポログ

研究職サラリーマンが日々感じたことをレポートするブログです。

REPOLOG

日々感じたことをレポートするブログ

積水ハウス・鉄骨住宅 vs 地元工務店・木造住宅|光熱費を徹底比較

積水ハウス光熱費

積水ハウスに住んで光熱費は安くなった?

今現在、積水ハウスの鉄骨住宅に住んでいますが、引っ越ししてくるまで心配していたことがありました。

それは「光熱費」のことです。なぜ心配だったのかというと「積水ハウスの家は寒い」という口コミを目にしていたためで、特に冬場の電気代は心配でした。

果たして、積水ハウス住宅の光熱費は高いのでしょうか。安いのでしょうか。

本日は、私が新居に越してくる以前の2012年に住んでいた借家時代の光熱費と新居に越してからの2013年から2016年までの3年間の平均とを比較してみたいと思います。

 

借家時代の詳細データ

借家に住んでいた2012年当時の家族状況は、次の通りです。

  • 家族構成:私+妻(専業主婦)+子ども2人(未就学児)
  • 電気使用状況:昼間も妻&子ども2人が家におり、空調が付いている。

借家の情報は、次の通りです。

  • 築30年程度の木造一戸建て
  • 建設会社:地元工務店
  • 間取り:4LDK
  • 延床面積:今とほぼ同じ40坪弱
  • 場所:静岡県

補足情報ですが、2012年当時は下の子が産まれたばかりだったため、妻含め子どもたちは日中も家にいることが多く、空調を常に付けているような状態でした。

ただ、妻は夏場は窓にゴーヤなどを使った緑のカーテンを設置など、電気代を節約するため無理のない範囲で空調を調節していてくれた記憶があります。冬場はなかなか寒さ対策が取れず、古いエアコンだけではなかなか部屋が温まらず、灯油ストーブを使用していました。そして、ガスはプロパンガスを使用していました。

このような状況で掛かっていた光熱費を当時の通帳の引き落とし情報をもとにまとめてみました。また、灯油代金に関しては、私の記憶をもとにザックリとした金額になってしまっています。

借家時代の光熱費

f:id:sekkachipapa:20160916090946p:plain

上の表が、2012年借家時代にわが家が支払った1年間の光熱費用になります。電気代・ガス代・灯油代を合計した金額は213,756円です。この借家には合計2年間住んでいましたが、当時を振り返ると夏はとにかく暑く、冬は寒かった記憶が強いです。

それでは続いて、2013年に積水ハウスの新居に越してからの光熱費を見ていきたいと思います。

積水ハウスの詳細データ

まず新居に越してからの家庭の情報です。

  • 家族構成私+妻(専業主婦)+子ども2人(幼稚園)
  • 電気使用状況:子どもが幼稚園に行くことで、昼間家に誰もいない状況が増えた。一方で、私の趣味である熱帯魚飼育がスタートし、大型水槽を導入した。

積水ハウスで建てたわが家の情報は、次の通りです。

  • 2013年10月上旬に引っ越し
  • 建設会社:積水ハウス
  • 商品:BeECORD(鉄筋住宅)
  • 間取り:4LDK+納戸
  • 延床面積:借家時代とほぼ同じ約40坪
  • 設備:太陽光発電(4.86kw)・オール電化・中部電力Eライフプラン・床暖房

家族の状況ですが、引っ越し時は2人とも未就学児でしたが、2014年から上の子が、そして、2016年から下の子が幼稚園に入園しました。妻もママ友が増え、昼間外出することが増えてきましたが、2016年6月に妊娠が発覚以後、家にいることが増えています。

借家時代とは異なる太陽光発電や大型水槽など特殊な環境における電気量についても、考慮した分析を行いますが、まずはこれまでの約3年間の光熱費を紹介します。

新居での光熱費

f:id:sekkachipapa:20160916093548p:plain

こちらが新居に越してきてからのわが家の電気代一覧になります。2013年と2016年は年間を通じてのデータになっていないですが、せっかくのデータですので、それも含めた各月の平均電気代を算出すると、次のようになりました。

f:id:sekkachipapa:20160916094253p:plain

繰り返しになりますが、この金額はわが家が太陽光発電を利用していることや、大型の水槽設備があるという特殊条件下での光熱費になります。

積水ハウス vs 地元工務店の光熱費

ここでは2つのパターンで光熱費を比較したいと思います。

  1. わが家の特殊条件を含めたありのままの光熱費を比較
  2. わが家の特殊条件を取り除き、同じ条件にした場合の光熱費を比較

それでは、まずパターン①を見ていきましょう。

ありのままの光熱費比較

これはすでに出ている数値を並べるだけになります。それでは、上でまとめた年間の光熱費を借家と新居で比較したいと思います。

(借家)213,756円-(新居)141,592円=72,164円

このような結果になりました。

これによると、わが家は新居に越してきたことで、年間72,000円程度光熱費が安くなっていることが分かります。これを月々に換算すると6,014円節約できている計算になります。この光熱費の節約効果は非常に大きいですよね。1年間で7万円程度ですので、3年間で20万円以上。10年間では70万円以上の節約ができていることになります。

これほど光熱費が節約できるのであれば、家賃+光熱費を考えると、「新居を建ててもいいかな」という気持ちになりそうです。ただ、これはあくまでわが家の特殊事情が働いたうえでの数値になります。注意してください。

Eライフプランのご紹介

それでは続いて、わが家の特殊事情を取り除いた光熱費を比較しますが、その分析には、わが家が加入している中部電力Eライフプランの料金体系をしってもらう必要がありますので、ここで紹介します。

f:id:sekkachipapa:20160916102106p:plain

 こちらがわが家が新居に越してきてからの電気料金表になります。特徴としては、夜間(23時~7時)の電気料金が安くなっている一方で、昼間の時間帯は少し高い設定になっています。

それでは、パターン②「わが家の特殊事情を取り除いた光熱費」を算出していきます。

同じ条件下での光熱費比較

借家時代と同じ条件にするためには、2つのことを調整する必要があります。

  1. 太陽光発電で余剰買取された分の電気代
  2. 大型水槽での電気代

 1.についてですが、わが家は余剰買い取り制度で太陽光発電された電気量を中部電力に買い取ってもらっています。つまり、本来(借家時代)であれば中部電力から買い取っていた電気量を、わが家の太陽光パネルが発電した電力量で賄っている(自給自足)ため、電気代が安く済んでいるという側面があるのです。

そこで、ここではわが家が太陽光発電を導入しておらず、自給自足した電気量をもし中部電力から買い取っていたらいくらになっていたかを計算し、光熱費に上乗せしていきます。この計算は次のような方法で算出しました。

{(太陽光発電総発電量)-(売電量)}×(単価)

大前提として、太陽光発電で電力が生み出される時間帯は昼間になります。

そこで、わが家が自給自足していた電気は昼間に作り出され、昼間に使用してた電気と考える必要があります。この金額を算出するためには、総発電量から売電量を引くことで、まずわが家が日中使用していた電気量が求められ、そこに単価を掛けばいいことになります。

ただこの単価についても、上で紹介したEライフプランは、平日(デイタイム料金:35.61円)と土・日・祝日(ホームタイム料金:25.43円)とで金額が変わってくるきます。そこで単価を平日5日間、休日2日間と想定した平均値32円としました。
 それでは、まず太陽光総発電量と売電量です。

  • (2013年11月~2016年8月期の総発電量)20877kw
  • (2013年11月~2016年8月期の総売電量)13702kw

この値と先ほど想定した単価により、わが家が太陽光パネルが無かった場合に中部電力から支払っていた電気代を計算します。

  • (20877-13702)× 32円=229,600円

この金額を1年分に換算すると、

  • 229,600円÷34カ月=6,253円/月
  • 6,253円×12カ月=75,036円/年

 となり、パターン①で求めた積水ハウスの新居における年間光熱費と合わせると、

  • 141,529円+75,036円=216,565円

であることが分かります。つまり、わが家が太陽光発電を導入していなかったとすると、1年間の光熱費総額は216,565円になっていたわけです。

これは、ほぼ借家時代の光熱費と同額になることが分かります。そして、ここから、借家時代には存在せず積水ハウスの新居に越してから設置した大型水槽の電気代を差し引いていきます。

f:id:sekkachipapa:20170903100749j:plain

この写真がわが家が新居にて導入した大型水槽になります。

この水槽を維持するために、大量の電力を消費していますので、それを計算で求めていきます。水槽維持のために使用している器具&電力は、次の通りです。

  • 水の循環を行うポンプ(レイシーRMD701)消費電力235~365kw
  • 冬場の水温を保つヒーター(10月~5月に使用)消費電力1kw

以上2点が、水槽で魚を飼育するために消費している電力になります。この消費量とEライフプランの電気料金を考慮し、水槽を維持する電気代を算出します。

まず、ポンプは24時間365日フル稼働しています。このポンプの平均消費電力を300kwとし、電気代を計算しました。まず1日の電気代を計算すると、

  • (平日)8時間×13円×0.3kw+8時間×25円×0.3kw+8時間×35円×0.3kw=175円
  • (休日)8時間×13円×0.3kw+16時間×25円×0.3kw=151円

となり、これよりポンプの電気代は1週間で1,178円。1年間(52週で計算)で61,256円となることが分かります。さらに、ヒーターの電気代を計算します。ヒーターは水温が下がる10月上旬~5月下旬まで電気代が安いナイトタイムのみタイマーで稼働するようにしています。その時間最大出力でずっとヒーターが稼働しているか微妙なところなので、ヒーターの電力を800kwにて計算します。

  • (1日)8時間×13円×0.8kw=83.2円

これより、ヒーターの電気代は1カ月(30日)で2,496円。1年間(10月~5月)で19,968円となることが分かります。

さて、長々と計算してきましたが、ようやく借家時代と同条件下での1年間の光熱費が導き出せます。新居生活におけるわが家の特殊条件2点を取り除いた場合の1年間の光熱費は…

(パターン①)141,529円+(太陽光)75,036円-(水槽)81,224円 = 135,341円

となります。
 繰り返しになりますが、わが家の借家時代と同じ条件下は1年間の光熱費総額は135,341円であることが分かりました。それではパターン②の結果をまとめます。

年間の光熱費を借家と新居で比較した金額は、

(借家)213,756円-(新居)135,341円=78,415円

となりました。つまり、もしわが家が借家時代と同条件で生活をしていたとするならば、積水ハウスの新居に越してきたことで、年間78,000円程度光熱費を節約できたことになるわけです。

「寒い」といわれる積水ハウス鉄筋住宅でも、光熱費は安い

この記事では、「積水ハウスの鉄筋住宅が寒い」といわれている事実についての検証は行っていません。しかしながら、わが家の光熱費という側面だけ分析してみると、寒いから空調費が非常に掛かってしまうという事実はないことが分かってもらえると思います。むしろ、木造住宅に比べ光熱費が安く抑えられ、節約効果が高い住宅であるといえるのかもしれません。

光熱費は住む地域や契約している電力会社の料金プラン、はたまた使用している家電等の状況により大きく左右されてしまうため、わが家のケースがすべての方に当てはまるということはありません。

あくまでも1つの事例として捉えてもらえればと思いますが、わが家のケースだけを考えると、積水ハウスの新居に越すことで大幅な光熱費節約を期待することは決して机上の空論ではないと言えるのではないでしょうか。

この記事の分析が、これから家作りをされる方の参考になれば嬉しい限りですです。

 

最新レポート

レポート一覧

レポート一覧
TOP画面へ