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RepoLog│レポログ

研究職サラリーマンが日々感じたことをレポートするブログです。

家作り当初の見積額は信頼できるの?わが家の予算推移レポート

Teamwork and team spirit

打ち合わせ初期段階で提示される見積書は信頼できるのか

 家作りで心配されることの一つに、営業マンから提示される見積書の信頼性が挙げられます。

 打ち合わせ当初の見積書は安い金額を提示され、契約後どんどんと金額が上昇していくという悪い想像をしてしまうことは当然のことです。実際にそういった営業手法が行われているとも聞いています。初期段階では、家作り知識も浅く、何が今後必要になるかの見通しも立てられないため、出てきた見積書の信ぴょう性を確認する術はなく、できてきたその数字を信じるしかありません。しかしその後、後出しじゃんけんかの如く「これも必要です。」「これもグレードを上げないと後悔しますよ。」などと言われてしまい、金額が予算を大きく上回っているにもかかわらず、後戻りできない状態になってしまわないかと考えてることは至極当然のことです。

 最近では、東京オリンピック予算が当初の予算よりはるかに高額になっている事実を知ると、ご自身の家作りにもその様子を重ねてしまうことがあるのではないでしょうか。もちろん金額の桁はオリンピックほどではないにしても、一個人にとっては数十万円~数百万円も見積書の金額が上がることは死活問題になります。果たして、家作りの見積書は、東京オリンピックのようにどんどんと予算が高騰していくものなのでしょうか。

 

多くの顧客が見積書の信頼性を心配されている

 最近私のもとにこのような相談が寄せられました。

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このように家作り当初の見積もりの信頼性を疑ってしまうのは、何もダラシンさんだけではないはずです。このダラシンさんの質問に断言した回答をお届けすることは難しいですが、わが家が積水ハウスから提示を受けた見積書を紹介し、私なりに感じたことをお答えしたいと思います。

積水ハウス建築見積書の変動状況(わが家のケース)

わが家は、契約段階から最終決定時までに5回の予算提示をされました。本日は、その5回分の予算書原本を公開しながら、どのように金額が推移したのかをまとめていきます。

①契約直前の見積書(1月中旬)

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わが家が積水ハウスと契約する1か月前に提示された見積書原本(建物関係予算部分)です。この時期はまだ別のハウスメーカー(一条工務店)との競合をしていた時期です。この時点で提示された金額は、値引き後+消費税(5%)を含め、
29,295,000円
でした。わが家はこの見積書を信じ、契約していくことになります。

 ②契約時の見積書(2月上旬)

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次にわが家が予算書を提示されたのは、地盤調査を受け、正式に地盤補強工事方法が確定した段階になります。この見積書に納得していただければ、契約をして欲しいと言われました。わが家はこの金額に納得し、直後正式に積水ハウスと契約を交わしました。この時点での見積書は、地盤調査結果を受け
31,593,450円
へと増加しています。

③間取り変更時の見積書(2月下旬)

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その後、間取りを少々変更しました。具体的には変更した点は次の2点でした。

  • 風呂を小さくし、玄関を広げる。
  • 玄関を吹き抜けにする。

この変更は逆に建築費用を抑えることができる変更であったため、見積書の金額は減少し、
31,500,000円
となりました。

④太陽光発電パネルを拡大変更時の見積書(4月下旬)

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太陽光パネルを大きくしたことで、大幅に太陽光システム予算が上昇しました。その分、オプションを削減したり、床暖房を縮小したりするなど予算調整を行いました。結果、予算総額はさらに減少し、
31,424,400円
となりました。

⑤建物最終決定時の最終見積書(5月下旬)

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こちらが積水ハウスから提示を受けた最後の見積書になります。ここでは、最後に窓の種類と大きさを変更しました。これにより最終的にわが家が提示された予算は、さらに減り、
31,329,900円
となりました。この後大きく費用が変動することはなく、最終的に見積書ではなく請求書へと移行していきます。

 わが家の見積書の推移(まとめ)

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 こちらのグラフが、わが家の見積金額の推移になります。このグラフだけを見ると、「やっぱり契約時には大きく金額が上乗せされてしまうんだ。」と感じてしまうかもしれませんが、なぜ金額が上昇しているのかという項目に注目してみてください。
 わが家のケースでは、契約時に見積金額が大幅に上昇している原因は地盤補強工事の費用がその大半を占めているのです。そして、この金額上昇については地盤調査時に説明をしていただいていました。地盤調査については積水ハウス以外の会社でも実施していたため、その費用の妥当性は確認できました。金額が上昇してしまったことは、大ダメージですが、こればかりはケチることもできませんので、その他金額が調節できる項目を検討していくことになりました。
 そして、契約時以降の見積書は、むしろ金額が減少し続けるという結果になりました。これには正直驚きました。担当してくれた営業マンが紹介制度で紹介された営業マンということもあり、非常にできる方でした。金額を下げることで、何かをあきらめなければいけなかったという記憶はなく、家の構造など些細な部分を費用をかけなくても済むように変更してくれ、こだわる部分には十分にこだわった家作りを実践することができました。この営業マンの営業努力により、私は費用面においても家の中身においても非常に満足度の高い結果を得ることができたわけです。

見積書予算の推移が心配な方へ

 わが家のケースがすべてに当てはまらないのが家作りです。そのことを十分理解したうえで、私が家作りを終えて感じたことを記します。

  • 拘りたいポイントを明確にし、営業マンと共有する
  • 契約前に納得できる見積書を出してもらう
  • 地盤補強費は大幅な金額変動につながることを覚悟する

 以上、3点が見積書の推移を管理する上で大切なことであると感じました。東京オリンピックしかり、大幅な予算上昇は事前の想定の甘さが原因となります。そのためには、早い段階で、家族全員の家作り重要ポイントを話し合うことが大切です。ここが後でグラついてくると、予算は果てしなく上昇していきます。拘りポイントがぶれることがなければ、営業マンは予算の見通しを立てやすく、予算を掛けるポイントと掛けないポイントで全体としての金額を調整し、提供してくれるはずです。そして、その見積書を契約前段階で納得した上で契約を実行していきましょう。その時点で予算がオーバーしている場合は、ハウスメーカーを変える検討を始めていく必要があるのかもしれません。

いかがだったでしょうか。わが家の見積書推移をひとつの目安と考え、不安なく家作りを進めていただける方が増えればうれしい限りです。