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RepoLog│レポログ

研究職サラリーマンが日々感じたことをレポートするブログです。

【リアルガチなシミュ】子どもの教育資金は、いくら必要なのか!?

子供の教育資金

子供の教育資金は、いくら貯金しておくべきなのか。

本日は、子どもを持つ親にとって頭の痛い教育費について、私が持てる力を最大限発揮し、シミュレーションしていこうと思います。

  • 他の家庭は、いくら貯金している?
  • 結局、いくら貯金していればいい?
  • 実際に進学に掛かる費用はいくら?

このような子どもを持つ親なら誰もが不安になってしまう教育資金に関する疑問をクリアにすることを目標に、シミュレーションレポートを作成していきます。

 

教育資金シミュレーションを始めるに当たり

教育資金を貯める主な目的は、「子供を大学に進学させるため」と考えているご家庭が多いのではないでしょうか。わが家も、まさにそのように考えています。

できることならば、高校時代までの教育費は貯金を切り崩すことなく乗り切り、教育資金は大学進学時に備えておきたいと願っています。

そこで、ここでは子供を大学に進学させるためにいくら貯金しておくべきかにスポットを当て、必要な貯蓄額を算出していきたいと思います。

また、わが家は地方にあるため、子供の大学進学先としては東京にある私立大学(理系)という医・歯・薬学系を除けば、一番お金が掛かりそうなコースに備えておく必要があると考えています。そして、これからの時代、修士課程を視野に入れておくことも必要なはずです。

私自身、東京都の私立大学を受験してますし、修士課程も修了させてもらっていますので、子供がそう願うのであれば「No!」とは言いたくない、と考えています。もちろん、国公立大学に受かってくれればそれに越したことはありませんが。

今年生まれた子供が社会に巣立つ約20年~25年後の日本は、超高齢化社会を迎え、人口は大都市圏に集中(むしろ東京一極集中化)していることがほぼ確実です。

子供が日本で生きていくことを考えるならば、東京の私立大学への進学はかなり現実的なものだと考えています。むしろ、海外の大学へという考え方もあるかもしれませんが。

ということで、シミュレーションのテーマをもう少し具体的に表記しておきます。

本日のレポートテーマ

上で紹介したような私自身の考え方や思い、さらに、これから先の日本の状況を踏まえ、ここではレポートテーマを次のように設定していきます。

 レポートテーマ 子供を東京都にある私立大学・大学院の理系学部に進学させ、一人暮らしをさせるためには、いくら貯金しておく必要があるか。

 
それでは、本日のシミュレーション開始です。

 

 

早稲田大学・大学院の学費

はじめ、東京都の私立大学進学に掛かる平均値を用いたシミュレーションをしようかと思いましたが、やはり平均値は何かと問題もあるため、本日はより具体的なサンプルを想定したシミュレーションを行うこととしました。

合わせて読みたい!

東京で、平均的な暮らしを実現するために必要な年収をレポート

ここでは、早稲田大学(大学院)先進理工学部をピックアップし、学費の総額を計算していこうと思います。「なぜ早稲田大学をサンプルとして選択したのか」というと、以下の2つの理由からです。

  • 在籍学生数が多い大学だから(日本大学に次ぐ全国2位)
  • 私自身が受験した大学だから

早稲田大学には結局入学しませんでしたが、入試のときに手伝っていた学生がとてもかっこよく見えたことを今でも覚えています。「さすが東京の大学生はおしゃれだ…」と試験内容より、そちらの方が記憶に残っています。早稲田大学行っていたら人生全く違ったものになっていただろうな…

そんな私の回想はさておき、私の勝手なチョイスですが、学費について参考としていきたいと思います。それでは、早稲田大学および大学院に通った場合の学費総額を算出していきます。

まずは、学部時代4年間の学費一覧がこちらです。

早稲田大学学費

 引用:早稲田大学HPより

 続いて、大学院修士課程2年間の学費一覧になります。

早稲田大学大学院学費

 引用:早稲田大学HPより

他の大学も見てみましたが、早稲田大学の学費は、東京都の理系私立大学において物凄く高いわけでも、物凄く安いわけでもありません。

ということで、子供を早稲田大学に6年間通わせたとすると、必要になる学費の総額は…

学費合計 9,346,000円

にも上ることになります。学部4年間だけでも6,876,000円と約700万円程度になるわけです。

 
具体的な金額にすると、目まいがしてきますね。

 

 

一人暮らしをする生活費

大学に学費を納めれば「はい、終了!」という訳にはいきません。子供の住む家を決め、引っ越しやら家電・家具購入やらをする必要があります。そして、その後の生活費についても仕送りをしなければ、子供は生活できません。

特に、取得単位数が多い1年次にはなかなかアルバイトもできないことが予想されますので、大学生活が軌道に乗るまでは生活費のすべてを用意しておく必要があります。

こうした一人暮らし開始費用と毎月の生活費については、教育資金としていくら考えておくべきでしょうか。

ここでは一人暮らし開始費用と生活費仕送り費を私のケース&職場の同僚のケース&全国平均値をもとに考えていきます。 

生活費

私の進学先は東京ではありませんが、親に聞いてみたところ大体50万円くらいは掛かったと聞きました。また、生活費が5万円と少ないのは、家賃のみを親に支援してもらい、生活費については奨学金を借りつつアルバイトで補填していたことから少なくなっています。

また、サンプルとしてお子さんが東京の大学にいる同僚に話を聞きました。その方の仕送り状況も載せてみました。

最後に平均値ですが、こちらは全国大学生協が発表している金額を載せておきました。ちなみに、同調査によると、親の仕送りは7万円程度と6年連続で減少していることも分かります。つまり、生活費との差額6万円程度は、学生が自らアルバイトしながら暮らしていることになります。

ただ、理系学部の場合、実習や実験で研究室に拘束されることも多く、なかなかアルバイトができない現実もあります。親としては、アルバイトをしてもらい、自分の生活費くらいは稼いでもらいところですが、そのために学業がおろそかになってしまってはと考えてしまいます。

なかなか生活費の予想が難しいしいですが、ここでは次のような仕送りを想定していくこととしました。

生活費資金

 奨学金を借りずに、仕送りと2年次からの多少のアルバイトで生活費を賄おうとした場合、学部4年間で566万円。修士までの6年間で800万円は必要となりそうです。

 
家賃次第でもっと上がるそうですよ。。

 

 

必要な子どもの教育資金

以上の学費と生活費を合計すると、必要な教育資金は

1741万円

にも上ります。

今回のレポートはかなり具体的なデータを使用していますので、個人的にはかなり信憑性を感じてしまいます。

1700万円を超える教育資金が必要となると、子どもから東京の大学に行きたいと言われたら「ちょっと、待って」と言ってしまいますよね。

こんな金額を見せられると、

 

 
で、こんな金額どうやって貯めばいいの?

 

 

 

と思ってしまいますよね。ここで終わってしまっては、少々無責任な気がしますので、これだけの教育資金を貯金する方法を検討してみました。

 

教育資金の貯め方

まず1741万円という途方もない金額ですが、すべてを貯金しておく必要はないかと思います。子供が大学に行った際、毎月の給与やボーナスから一部を仕送りに回すことが可能だからです。

給与から仕送りへ

いくら仕送りに回すかは、年収や住宅ローンのあるなしにもよるので、一概には言えないかもしれませんが、月の給与から3万円。ボーナス時に5万円を仕送りに回すと仮定すると、その総額は6年間で276万円になります。

これを差し引くた金額は、

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となり、これが貯金で貯めるべき金額となります。

それでもまだ、途方もない金額ですが、できることから挑戦していきましょう。

児童手当を教育資金へ

まず、教育資金として利用したいのが「児童手当」です。わが家では全く手を付けずに、入金されたら即座に子供の通帳に入れ替えています。この児童手当が、現行通り支給されることを想定すると、15年間で総額198万円になるのです。

しっかり貯蓄し、教育資金に充てれば、

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となります。さらに、多くの家庭では学資保険を利用しているかと思います。

学資保険を教育資金へ

わが家は、子供が18歳になるときに約315万円ほど受け取れる学資保険に加入しています。返戻率は105%近い商品もあり、この低金利の時代に合って大きな利率になっていることが分かります。

この学資保険の受取り金を、教育資金に充てれば、

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となります。ようやく1000万円を切りました。

学資保険はリスクもあるという意見もありますが、確たる投資技術を持たない私のような親には魅力的な保険商品です。

これ以上教育資金に回す材料がありませんので、ここからはコツコツ毎月の給与から貯金していくことが必要になります。

教育資金の貯金モデルケース

それでは、上記の教育資金を貯めるには月々どれほど貯金していく必要があるのかを見ていきます。

大学院までを想定した貯金モデルケース

残りの952万円という金額を子供が生まれてきてから18年間で貯めるには、果たしてどれほど毎月貯金していけば良いのでしょうか。

表にまとめてみました。

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かなり現実的なイメージになってきたと思われますが、いかがでしょうか。

 
わが家は、教育費のためにマイホームを売るしかありませんね。

 

 

 

これだけの貯金を18年間続けていくとなると、少なくとも住宅ローンを借りて家を持つことが厳しい家計状況になりそうです。

大学はお金が掛かるとは思っていましたが、想像以上です。世のお父さん・お母さんはこれだけの投資をわが子にしているんですね。

 
大学生の皆さん、まじめに勉強しましょうね!

 

 

大学卒業までを想定した貯金モデルケース

上の金額は、大学院まで子供を送り出すケースになります。それでも、大学院まで進学することが必須ということでもありませんので、大学卒業までの教育資金で考えてみましょう。

給与からの仕送り+児童手当+学資保険を上と同じ条件とすると、貯蓄すべき金額は557万円となります。

これを子供が生まれてきてから18年間で貯めるモデルケースは、次のようになります。

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これでもまだ"しんどい"と感じてしまう金額ですが、これくらい貯金していこうとする覚悟は必要なのかもしれません。

そうはいっても、子どもが3人いるわが家の場合は、3人合計月々7万8,000円も貯めることは不可能です。

家庭によって事情は異なりますが、やはり奨学金を借りて欲しいと考えているご家庭は多いのではないでしょうか。

そんな方向けのモデルケースを最後に紹介します。

奨学金を活用した場合の貯金モデルケース

奨学金は、第一種奨学金(無利子)と第二種奨学金(利息付)があります。併用ということも可能です。ただ、第一種奨学金を借りるには成績や経済状況など誰でも借りられるわけではありませんので、注意が必要です。

第二種奨学金の場合は、月に3万円~12万円の中から選択できる仕組みになっています。

仮に、毎月5万円を借りたとすると、

  • 貸与総額…240万円
  • 返済月額…16,769円
  • 返済年数…15年
  • 返還総額…3,018,568円

※利率3%で計算

というような状況になります。

これだけの奨学金を借りた場合、貯蓄しておく金額は317万円(大学卒)になります。この時の貯蓄モデルケースは

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となります。

最初のハードルが恐ろしく高かっただけに「月々1万5,000円の貯蓄であれば頑張れるかも」と感じてしまいますが、これだけの貯金を18年間し続けるのは簡単なことではありません。

まとめ

紹介したどのモデルケースであっても、親は相当の覚悟を持って子どもを産み、育てていくことが求められます。

2017年からは給付型奨学金がいよいよ施行されていきますが、対象は「住民税非課税世帯」ですので、利用できる家庭は限られています。

ただ、こうして教育費シミュレーションをやってみると、日本という国で、子供を育ててていくには、非常に大きな負担があることが分かります。

今の政治家の方々(50代~70代)が大学に行っていた時代は、国公立大学の学費は数千円という時代でした。政治家になる方は、裕福な家柄が多いですから私立大学でも負担と感じてないのかもしれませんが。

そうした時代に戻せとは言いませんが、中流家庭においても勉学に励もうとする子供に「応援するぞ!」と金銭面含め本気で言える環境を目指してほしいと思います。

以上、リアルでガチな教育資金シミュレーションをお送りしました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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